1月
睦月 むつき新年と共にやってくる年神様をお迎え。元旦はどんなに忙しい人も家族で家に籠って年神様を迎えしましょう。年始の挨拶や書初めなどの事始めは2日以降に行うのが良いとされています。
五節句のひとつ「人日の節句」。この日の朝は春の七草粥で万病を祓う。一般的に元旦から7日までを「松の内」といい、この日に正月飾りを取り外す地域が多いようです。
お正月の間、年神様へ供えた鏡餅を家族でいただきながら、一家の円満と繁栄を祈願しましょう。鏡餅は刃物ではなく槌を使って開きましょう。「開く」というのは末広がりに通ずる縁起をかつぐ言い方です。
元旦を「大正月」というのに対し、15日を「小正月」といって、その年はじめてのめでたい満月の日。小豆粥を食べて一家の健康を祈願したり、餅花をつくって豊作を祈る慣わしがあります。
小正月に行われる火祭りの行事です。前年のお札やしめ飾り、門松などをくべて燃やし無業息災を祈ります。
どんと焼き、さいと焼きなど火祭り行事の名称は地域によっていろいろあります。
一連の正月行事はこの日をもって納めます。実家に帰っていた嫁も20日には婚家に帰るのがしきたりです。