歳時記

3

弥生 やよい
寒い冬を越し
草木がいよいよ
生い茂る月

弥生(3月)

3月の主な行事

上巳の節句(じょうしのせっく)[3日]

桃の節句の名で親しまれ、女児の成長を願う雛祭りを行うので女の子の節句ともいわれています。初節句の場合は、雛人形のお披露目も兼ねて両家の両親が集まり祝うとよいでしょう。桃の花を飾り、ちらし寿司や白酒、蛤のお吸い物などのごちそうで祝います。

雛人形は早くしまわないと婚期が遅れるという俗信も、片付けるということで厄を祓ったという考えから生まれたものでしょう。

彼岸(ひがん)[20日ごろ]

お彼岸にお墓参りをし、牡丹餅を仏壇にお供えするなど先祖の供養をするのは日本ならではの行事です。
この日は太陽がほぼ真東から昇り、真西に沈むため彼岸(あの世)と此岸(この世)とがつながると考えられています。春分の日を中日としその前後三日間を含む七日間を「春のお彼岸」と呼びます。 牡丹餅とおはぎは同じもの?
春のお彼岸にお供えするのは、春の花「牡丹」にちなんで牡丹餅。秋は「萩の花」にちなんでお萩。材料も作り方も同じものを指す地域と粒あんとこしあんの違いで区別する地域もあります。

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