歳時記

5

皐月 さつき
早苗を植える月。
「皐」は、
水田という意味。

皐月(5月)

5月の主な行事

八十八夜(やちじゅうやちや)[5月のはじめ]

立春から数えて88日目にあたる日が八十八夜。この日に摘んだ茶葉は良質といわれているのと、末広がりの字が重なることから縁起がよいとされ、飲むと長生きできるといわれています。神仏に供えたり、目上の方に差し上げる習わしがあります。 お茶の産地:新潟県(村上茶)/埼玉県(狭山茶)/静岡県(静岡茶)/三重県(伊勢茶)/京都府(宇治茶)/福岡県(八女茶)/鹿児島県(かごしま茶)など

端午の節句(たんごのせっく)[5日]

五節句のひとつである端午の節句は、鯉のぼりや武者人形を飾り、男の子の成長を願う行事。旧暦5月は、高温多湿で伝染病や害虫の被害が多いため、菖蒲やよもぎなど薬草を使って邪気を祓ったり、苗を植える(早乙女)たちが、菖蒲やよもぎで拭いた屋根の下で身を清める習わしもありました。その習慣が結びつき菖蒲湯や厄を祓う行事が行われます。

母の日(ははのひ)[5月第2日曜日]

母の日はアメリカ生まれの記念日です。母の命日である5月9日に、母が愛した白いカーネーションを胸に飾り、集まった人にもそれを配って感謝を表したことがはじまり。母を亡くした人は白、健在な人は赤いカーネーションを胸に飾り、花束を贈るのが本来の習わしです。お母さんに感謝の念を込めてプレゼントを贈りましょう。

<色で異なるカーネーションの花言葉>
赤:真実の愛、母の愛情/白:尊敬、純潔の愛/黄色:軽蔑、嫉妬、友情/ピンク:感謝、上品、気品/絞り:愛の拒絶

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